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• 火曜日, 2月 14th, 2012

「バスケットボールのトレーニングを考える会」のフェイスブックページで「ボディワークとは何か?」ということを考えているうちに、2010年9月に発売された『インナーマッスルを使った動きづくり革命パート2』(森川靖著 有限会社あほうせん)の「おわりに」で“共感”について書いたことを思い出しました。そこの一部を引用しておきたいと思います。


私がトレーニング指導の仕事を始めてからすでに20年が過ぎました。「本当にこの仕事をして生活していけるのだろうか?」という不安を抱えながら何とか地道に積み重ねてここまでやってきました。こうした節目の年に自分の考えてきたことを本として出版できることをとても幸運に思います。

最近では、自分の指導しているチームに“インナーマッスルからの動きづくり”のイメージがだんだんと伝わり、学年が上がっていくごとに“力強くしなやかでキレのある動き”ができる選手が出てくるようになり、大変うれしく思っています。しかし、その反面、いくら伝えようと思ってもまったく気づかない、あるいは理解してもらえない選手やコーチがまだまだたくさんいるのです。

確かにこちらが指導していることが難しすぎる、細かすぎるということはあるのですが、理解できた選手やコーチ達は、あるとき「そういうことだったのか!」、「なるほどね!」と“腑に落ちる”体験をしているのです。腑に落ちた瞬間に今まで私がいくら説明してもまったくわからなかったということが、一気に理解できてしまうのです。それはあたかも今までわからなかった言語を瞬間にしてわかるような感じです。いったい何が起こったのでしょうか?

そこでは、今まで自分には無かった感覚に“共感”するということが起こっているのです。この“共感”を得るために私は選手に「内観を探ってください」と言っています。

自分の内部感覚というのは自分の中で閉じたその人固有の感覚でしかありません。例えば、人はつねられたら“痛い”というけれどその痛い感覚は、自分と他の人と同じ感覚であるという保証はどこにもありません。これと同じようにお尻を締めてジャンプするという感覚も自分と他の人と同じであるという保証はないのです。保証がないにも関わらず、ジャンプ力のある人たちの話をいろいろと聞いてみると、ジャンプするときには「そうそうそう! そういった感じ」とほぼ同じような内部感覚を持っているのです。つまり、ジャンプ力がある人には高く跳ぶための“共通感覚”があるのです。

例えば、A、B、Cの3選手にお尻を締めてジャンプするという感覚について3人で話してもらうとします。A選手とC選手はお尻を締めてジャンプするとまったく太ももに力が入らないという共通感覚を持っているのですが、B選手はお尻を締めても太ももにも力が入ると主張します。どうしても太ももに力が入るB選手は、A選手とC選手のいうことが納得できません。しかし、A選手とC選手ともにジャンプ力があるとすれば、B選手は「ジャンプ力のある選手はお尻を締めてジャンプしても太ももに力が入らない感覚なんだ。もしかして自分の主張していることが違っているのかもしれない」と思うようになるでしょう。

そこでB選手はいろいろと自分の内部感覚を探っていくのですが、なかなかA選手とC選手のいう共通感覚が見つけ出すことができません。しかし、ストレッチやトレーニングなどさまざまなことをする中で、あるときに不意にお尻を締めても太ももに力が入らないという今までにない感覚を経験するのです。すると、その瞬間にA選手とC選手のいうお尻を締める感覚が腑に落ち、“共感”するのです。こうした共感が起こったときに初めて今までB選手が自分で思っていたお尻を締める感覚がA選手やC選手と違うということに気づきます。このときB選手は、自分の閉じた感覚の世界の殻を破り、一段階広い世界に到達することができるのです。そのときには、今までまったくわからなかったことが将棋倒しのように一気に解決してしまいます。

「内観を探る」ということを通してしか自分の外側にある感覚を身につける方法はないのです。このときには自分の内側にある感覚をいったん否定して違った感覚を探さなければならないので、非常にしんどく根気のいる作業になってくるのです。しかし、いったん殻を破って外側の感覚を手に入れてしまうと、自分が今までなんと小さな殻に閉じこもっていたかに気づいてしまいます。こうしたことがわかれば次からはどんどん新たな感覚を獲得することができるようになってくるのです。

現在の私の課題は、こうして内観を探っている選手にどのように“共感”を持たせることができるかではないかと考えています。できるだけ多くの選手が“共感”できるようなトレーニングやコンディショニングの方法を提供できるようにこれから精進していきたいと思っています。

(『インナーマッスルを使った動きづくり革命パート2』p.202〜204)


これを書いたことを思い出したとき、私がこの本で伝えようとしていることは今まさに話題にしている“ボディワーク”的課題なんだと気がつきました。「何を今さら?」と思う人もいるかもしれませんが、ボディワークに携わっている人たちと交流を持ちながらまさに“共感”したという感じです。多くの人たちが同じような課題を抱えてなんとかさまざまな人たちに伝えようとしているんだということに気づき、なんだか勇気をもらった感じがします。

みなさん、ありがとうございます。

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• 日曜日, 2月 12th, 2012

前々回にブログで紹介した『季刊パーソナルトレーニング』に掲載された「小・中学生にやってもらいたいスポーツでうまくなるための動きづくりエクササイズ」では「よく動く選手と動かない選手の違い」についても触れました。それを紹介してみましょう。


●よく動く選手と動かない選手の違い

長年指導してきた中でわかってきたことですが、よく動く選手と動かない選手の最も大きな違いは次の二つの動きに表れます。

(1)体幹部を締める力

いわゆる“腹筋・背筋”といわれる腹直筋や脊柱起立筋が発揮する力ではなく、インナーユニットと呼ばれる腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群などの呼吸に関わる体幹部のインナーマッスルの発揮する力です。これらの筋肉の力の入れ方は、“お腹を絞る”、“へその下に力を入れる”、“仙骨を締める”といったような表現になり、アウターマッスルである腹直筋や脊柱起立筋で体幹部を丸めたり、反らしたりする力の入れ方とは明らかに異なります。

(2)肩関節・股関節をねじる力

球関節である肩関節と股関節は、屈曲・伸展、内転・外転、内旋・外旋と三方向の動きをします。このうちねじる動きである内旋・外旋は、主に肩関節・股関節のインナーマッスルが働くことによって行われる動きです。これらの筋肉は関節が外れてしまわないように固定する役割を持っており、硬く動かなくなると詰まりを感じて可動域が制限されてしまいます。また、うまく働かずに緩くなりすぎると固定力が低くなり、アウターマッスルが力を発揮できなくなってしまいます。


よく動く選手は、インナーマッスルがうまく働いているため、体幹部を締める力と肩関節・股関節をねじる力が強く、こうした筋群を触ってみても非常に柔らかく緩んでいます。それに対して動かない選手は、体幹部が締まらず、肩関節・股関節がうまくねじれなくなっています。

そこでここでは、この二つの力をうまく発揮できるように体幹部や肩関節・股関節のインナーマッスルのコンディショニングエクササイズを紹介します。これらの筋肉を緩めうまく働くようにコンディショニングできれば、だんだんと「自分のカラダを自分が思ったとおりに自由自在に扱う」ことができるようになっていくことでしょう。

(『季刊パーソナルトレーニング』第16号(2012年冬号)p.107〜109)


先日ブログでも紹介しましたが、西武ライオンズの中島裕之選手はまさにここで挙げている「体幹部を締める力」と「肩関節・股関節をねじる力」がとてつもなく強いのです。

レッグ・レイズという足上げの腹筋運動を行うと腰が床から浮いてしまう選手も多いのですが、中島選手はまったく浮かず、いわゆるピラティスの“ザ・ハンドレッド”の状態を何食わぬ顔をして行っていました。

また、最近よく行わせているうつ伏せになって膝を90度に曲げ、膝を閉じたままかかとを開いていく“プローン・インターナル・ローテーション”という動きを行わせると股関節の横にある小臀筋に力が入り、しっかりと内旋してきます。多くの選手、特に男子選手では股関節の内旋ができず、わずかに開いただけでまったく動かなくなります。ところが、中島選手は床から45度くらいのところまで自分の力で開く(内旋する)ことができるだけでなく、そこからお尻を締めてかかとを閉じる(外旋する)力も今まで見た選手の中ではずば抜けて高いのです。


こうした2つの力を高めるべくさまざまなエクササイズを考えてきましたが、最近になって非常に効果的な股関節外旋筋群のストレッチを開発しました。これについてはまた改めて紹介したいと思います。

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• 水曜日, 2月 08th, 2012


大変遅くなってしまいましたが、昨年12/26・27の日程で開催したファーストステップ・ウインターキャンプ2011の様子をダイジェストでお届けします。


<ウインターキャンプ2011 講座内容>

『1 on 1 の力を高めるための動きづくり』

12月26日(月)

・講座1:インナー・マッスルのコンディショニングから下半身の使い方へ

12月27日(火)

・講座2:下半身の使い方からドライブの動きへ

・講座3:ディフェンスの動き & 1 on 1 の攻防へ

今年のウインターキャンプも、しっかりと仙骨を締められるようにしようということをテーマに、コンディショニング・エクササイズから取り組んでいきました。
前半は、仙骨を締める感覚を掴んでもらうために、特に体幹部のインナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズを丁寧に行っていきました。スライド写真で、最初、仰向けの状態で脚を上げるだけで腰が床から浮きそうになり、それをキープするのがとても辛そうな状態だったのが、背中と腰が床についたまましっかりとキープできるようになっていることがお分かりいただけるかと思います。これは、呼吸のエクササイズ(アブドミナル・スクイズ)を行ってお腹の力を抜き、体幹部のインナー・マッスルが働くようにしたことによります。仰向けに寝て壁に脚を立てかけていたり、寄りかかって座っているスライド写真が、そのエクササイズを行っている様子です。
体幹部のインナー・マッスルが働くようにしたのち、股関節のインナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズを行ってお尻の奥の筋肉を使えるようにしていきました。
動画でご紹介する後半部分、
ドライブの力を高める動きづくりでは、カラダを前に倒さずに仙骨を押し込むと同時にボールを突き出しながら行うことを強調し練習しました。
そして、ディフェンスの力を高める動きづくりは、一動作(ワン・モーション)ですばやくサイド・ステップすることを強調し行いました。
ポイントは、やはり「体幹部のインナー・マッスルをしっかりと働かせて、仙骨を締めること」です。
仙骨を締めることで、股関節や肩関節周辺の筋群を働かせるためのスイッチが“オン”になります。それが、「力強くしなやかでキレのあるプレー」へと繋がっていくのです。
このスイッチをいかにして”オン”にするかは、今回のウインターキャンプに限らず、バスケ塾の大きなテーマであります。
今回のウインターキャンプでの練習をさらなる糧として、2012年のバスケ塾も進めていきたいと思います。

最後となりますが、ウインターキャンプ2011も無事終えることができました。
ご参加およびご協力いただいた皆さま、まことにありがとうございました。この場をかりて御礼申し上げます。
今後ともバスケ塾へのご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

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• 水曜日, 2月 08th, 2012


<2012.1.25>

☆1月からの練習テーマ☆

『 ストップの力を高めるための動きづくり 』

<One Shot>

動画の前半は、ジャンプ・ストップ、ストライド・ストップの動きづくりをフットワークとして行っているところです。
中でも、ストライド・ストップでは「イチ」の足がすばやく大きく出て、さらに安定した状態でストップできるようになってきている様子をみることができました。
これは、毎回練習の前半に取り組んでいるコンディショニング・エクササイズによって、お尻の奥の筋肉がしっかり働くようになってきていることが大きな要因です。非常に良い効果が出てきていると思います。
後半はシェービングを行っているところです。
フットワークではだいぶ上手くできるようになってきたものの、ボールを扱うと、しっかり止まれていなかったり、上半身が前傾してしまったりしています。また(寒い中、ウォーミング・アップを兼ねていることもありますが)、ボールをキャッチするまでの動きが遅いので、最初の一歩目からすばやく脚を動かしてボールを取り、なおかつしっかりとストップすることが課題となります。
しなやかでキレのあるストップが習慣として身につくよう、細かい点に注意しながら継続していきたいと思います。
もっと上達したいと考えている選手の皆さん、思うようにカラダが動かずに悩んでいる選手の皆さん、是非バスケ塾に足を運んでみてください(大人の方、指導者の方のご参加も大歓迎です)。
初回体験入塾は無料です(ご案内はこちらから)。ご参加、お待ちしております!


<練習メニュー>
◆コンディショニング・エクササイズ

☆体 幹☆

(1) ウォール・アブドミナル・スクイズ
(2) シーティッド・アブドミナル・スクイズ
(3) アブドミナル・スクイズ・ヒップ・リフト

☆股関節☆
(1)アブドミナル・スクイズ・ヒップ・ストレッチ
(2)ヒップ・ペア・ストレッチ

(3)
シングル・レッグ・デッド・リフト

◆トレーニング・エクササイズ
(1) シッシー・スクワット
(2) ベント・オーバー・ペルビック・ローテーション
(3) 尻締めスクワット

◆フットワーク
(1)
ヒップ・ディッピング
(2) ヒップ・ディッピング&スピード・スクワット
(3) ヒップ・ディッピング&ジャンプ
(4) ジャンプ・ストップ&ジャンプ
(5) クロス・キック・バック
(6) ストライド・ストップ
(7) ストライド・ストップ&ジャンプ

◆ストップ&ムーヴ練習
(1)シェービング・ドリル(6種類)

◆ゲーム


<塾生のみんなへ>
まだまだ寒い日が続きそうです。インフルエンザも猛威をふるっています。しっかり体調管理をして、元気に練習していきましょう。


<2月練習日>
8日(水)、15日(水)、22日(水)


会場:駿台学園高校体育館(3F)
受付:18時30分から
時間:19時から21時まで
初回体験入塾無料です。
随時受け付けておりますので、是非ご連絡ください。


【お問い合わせ先】
有限会社ファーストステップ
TEL 03-5965-5755
E-Mailinfo@fir-st.jp

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• 月曜日, 2月 06th, 2012

1月の後半、2年ぶりに西武ライオンズの中島裕之選手が弊社にやってきました。

中島選手は、西武ライオンズ入団当時から私のところにちょこちょこやってきて、トレーニングやコンディショニングを学んでいました。

拙著『インナーマッスルを使った動きづくり革命パート2』ではセッション38で野球のスイングについて触れているのですが、ここに出てくるプロ野球選手とは彼のことです。普段バスケットボール選手を多く見ている私にとって、中島選手は今まで見たことのないほどの身体能力を持っていて、そのすごさに驚かされるばかりです。その一部を紹介するために『動きづくり革命パート2』から引用します。


「実は、先日も私が指導しているプロ野球選手が股関節の違和感を訴えてやってきました。彼は、50mを5秒7で走るほどの能力を持った選手で、私がまだまだインナーマッスルのことがよくわかっていない頃から『仙骨の周辺と股関節の付け根のあたりに力が入れば、もっと速く走れますよ!』といった感覚を持っていました。よく見ているとわかるのですが、調子が悪くなってくると股関節のインナーマッスルがうまく働かなくなり、大腿四頭筋の張りがとれずに太ももが太くなってきます。

『左股関節がひっかかってうまくねじれないため、左脚が長くなった感じで腰がうまく乗らない。スイングの後半で骨盤がうまく回らずに伸び上がってしまう』と言っていたので、ストレッチを行ってみると確かに左股関節が緩く、インナーマッスルに力が入らない状態になっていました。また、スクワットを行ってもお尻が後ろに突き出てしまい、両足のかかとの間に落とすことができなくなっていました。アブドミナル・スクイズで体幹部のインナーマッスルを締めて、ダイアゴナル・レッグ・レイズなどコンディショニング・エクササイズを行うと、徐々に股関節のインナーマッスルに力が入り出し、スクワットをやってもお尻が後ろに出なくなってきました。こうなるとだんだんと股関節のひっかかりがなくなってきてスムーズに骨盤が回るようになってきました。

この選手の例から股関節のインナーマッスルが腰のキレに大きく関与していることがわかるでしょう。

また、次のようなインナーマッスルに関する興味深い話をしていました。

『昨シーズンは三振が多かったんだけど、その原因はわかっているんです。それは仙骨の周辺に力が入らなかったことなんです。ここに力が入らないからスイングを止めることができずにバットが流れてしまい、手を出さなくてもよいボールにも手が出てしまったんです。』

これは私が“仙骨を締める”と言っている力の入れ方で、体幹部のインナーマッスルである多裂筋の話なのです。力が入らなかったといっても平凡な選手に比べたらしっかりと力が入っているのですが、この選手としては入っている感じがしなかったということでしょう。このように、インナーマッスルはバッティングにおいても重要な役割を果たしているのです。」


今回は、久々にやってきたため、最初のうちはちょっときついようでしたが、3回目にはかなりカラダが締まり、いい感じになっていました。特に驚くべきことは、やはりインナーマッスルの強さです。“よく動く選手と動かない選手の違い”ということを先日紹介した「小・中学生にやってもらいたいスポーツでうまくなるための動きづくりエクササイズ」『季刊パーソナルトレーニング』第16号-2012年冬号)でも書いたのですが、“体幹部を締める力”および“股関節と肩関節をねじる力”がとてつもなく強いのです。普段見ているバスケットボール選手では出せないような力を発揮する中島選手を見て、超一流選手というのはやはりこうした資質を持っているのだと改めて感心しました。


今はキャンプ中ですが、しっかりとカラダを作って今シーズンがんばってほしいですね。そして来年こそ大リーグに挑戦してもらいと思います。

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• 月曜日, 1月 30th, 2012


『季刊パーソナルトレーニング』第16号(2012年冬号)に「小・中学生にやってもらいたいスポーツでうまくなるための動きづくりエクササイズ」が掲載されました。

その冒頭部分を紹介してみましょう。


●はじめに

先日、ある高校でバスケットボール選手にインナーマッスルからの動きづくりを指導していたところ、それを見に来ていたある先生が私に次のようなことを言ってくれました。


「このチームの選手たちはすごく力強く安定した姿勢が取れますよね。インナーマッスルの動きづくりで今まで感じることができなかった仙骨の動きや正しいカラダの使い方を学ぶと、こんなにも姿勢がよくなるんですね。

みんなこうした仙骨の動きや正しいカラダの使い方を知らないで高校に入ってくるけど、小学生や中学生の頃からこうした使い方を学ぶことができれば高校でこんなに時間をかけなくても済むんでしょうね。そうすれば、もっと日本のスポーツのレベルが上がるのに…。

小・中学生にインナーマッスルからの動きづくりを学ばせることはできないんですかね?」


主に高校生や大学生を指導している私が感じているのは、この先生が言うように、こうした選手たちがさまざまなスポーツを始めた頃にこの指導と出会っていればなあということです。私がやっているバスケットボール塾では、小学生から高校生までの選手を指導していますが、教えたことがすぐできるようになるのはやはり小学生の高学年くらいです。運動学習の黄金期(ゴールデン・エイジ)と言われるこの時期は運動共感能力が高く、理屈抜きで見た動きを簡単にカラダで表現することができるのです。

そこで、こうしたゴールデン・エイジの時期になんとか仙骨の動きや正しいカラダの使い方を習得できるようにならないかと考え、その最も基礎となるインナーマッスルの動きを感じ取ってもらいながら行えるようなエクササイズを「小・中学生にやってもらいたいスポーツでうまくなるための動きづくりエクササイズ」としてまとめてみました。


このように書いた後に、

「どうしてスポーツでうまくなれないのか?」

「よく動く選手と動かない選手の違い」

「体幹部のインナーマッスルが最重要」

「コンディショニングエクササイズの反復必要性」

「1日15分、2週間×4ステップ」

といった項目が続き、コンディショニング・プログラムの解説に入っていきます。



興味のある方は『季刊パーソナルトレーニング』第16号(2012年冬号)をご覧になってください。

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• 木曜日, 1月 26th, 2012


<2012.1.18>

☆1月からの練習テーマ☆

『 ストップの力を高めるための動きづくり 』

<One Shot>

動画の冒頭部分はシッシー・スクワットの様子です。最初に出てくる中学2年のO君(右側)がかなり上手に出来るようになってきました(動画を撮りながら、嬉しくて相当ニコニコしておりました)。昨年の10月頃はまだうまく出来なかったのですが、毎回の真剣な取り組みの成果が出ています(以前の様子を是非ともこちらよりご覧ください。0:28ぐらいから見ることができます)。このようにして仙骨を締めることができるようになってきていることで、ディフェンスの姿勢や動きも如実に変わってきており、メキメキと音を立てて上達中です。今後がますます楽しみです。
後半はストライド・ストップの動きの練習です。ストライド・ストップをするために必要な足の使い方を習得するために行っています(ストライド・ストップについては「未来トレーニング塾 第21・22回」をごらんください)。
すばやく次の動作に移れるようにバランス良くストライド・ストップするには、「イチ」の足でカラダを止めることが重要です。
ポイントは、片足をカラダの斜め前方に踏み出し、つま先をリングの方へ向けて「かかと」から着地することです。そして、その足が着地する瞬間に「グッ!」と仙骨を締めるようにすると、「イチ」の足のお尻の筋肉がブレーキとして働き、バランスよくストップすることができます。こうすることで、「二」の足ですばやく次の動作に移ることができます。
しかし、
つま先から着地しようとしてしまうと、足をカラダの斜め前方に踏み出せず、カラダの下に着くこととなります。そうするとブレーキがかけられないため「イチ」の足で止め切れず、「二」の足で止まることとなってしまいます。また、お尻ではなく太ももの筋肉ばかりが強く働き、カラダが前傾し、かかとが床から浮いた不安定な姿勢でのストップとなってしまうのです。これでは、すばやく次の動作へ移ることができないのです。
塾生の皆さんが正しい足の使い方ができるよう、一つずつ丁寧に練習を重ねていきたいと思います。

もっと上達したいと考えている選手の皆さん、是非バスケ塾に足を運んでみてください(大人の方、指導者の方のご参加も大歓迎です)。初回体験入塾は無料です(ご案内はこちらから)。お待ちしております!


<練習メニュー>
◆コンディショニング・エクササイズ

☆体 幹☆

(1) アブドミナル・スクイズ・ヒップ・リフト
(2) スタンディング・アブドミナル・スクイズ

☆股関節☆
(1)ヒップ・ペア・ストレッチ
(2)
シングル・レッグ・デッド・リフト

◆トレーニング・エクササイズ
(1) シッシー・スクワット
(2) スプリット・スクワット
(3) 尻締めスクワット
(4) ボール・ハック・スクワット

◆フットワーク
(1)
ヒップ・ディッピング
(2) ヒップ・ディッピング&スピード・スクワット
(3) ヒップ・ディッピング&ジャンプ
(4) ジャンプ・ストップ
(5) ジャンプ・ストップ&ジャンプ
(6) キック・バック
(7) クロス・キック・バック
(8) ストライド・ストップ
(9) ストライド・ストップ&ジャンプ

◆ストップ&ムーヴ練習
(1)シェービング・ドリル

◆ゲーム


<塾生のみんなへ>
インフルエンザが蔓延してきている模様です。元気に練習できるよう、体調管理につとめましょう!


<1月練習日>
25日(水)

<2月練習日>
8日(水)、15日(水)、22日(水)


会場:駿台学園高校体育館(3F)
受付:18時30分から
時間:19時から21時まで
初回体験入塾無料です。
随時受け付けておりますので、是非ご連絡ください。


【お問い合わせ先】
有限会社ファーストステップ
TEL 03-5965-5755
E-Mailinfo@fir-st.jp

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• 木曜日, 1月 19th, 2012


<2012.1.11>

☆1月からの練習テーマ☆

『 ストップの力を高めるための動きづくり 』

<One Shot>

2012年のバスケ塾がスタートしました!
1月からのテーマは「ストップの力を高めるための動きづくり」です。
今回はジャンプ・ストップの動きの練習を行いました。
まずは、体幹部のインナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズとお尻のインナー・マッスルのストレッチをじっくりと行い、仙骨のまわりやお尻の筋肉がしっかりと働くようにしました。
その後、お尻を後ろに出さずに上半身を真っ直ぐにしたまま行う「尻締めスクワット」から、上半身を前に倒さずに一瞬で沈みこむ「ヒップ・ディッピング」で動きを確認し、実際にジャンプ・ストップの練習へと進んでいきました(動画ではこの部分をご紹介しております)。
ストップは、次の動作にすばやく移れるよう、安定した姿勢で行うことが重要です。そのためには、かかとから着地し、ストップの瞬間に「グッ!」と仙骨のあたりに力を入れることが必要です。そうすると、体幹部は真っ直ぐに固定され、お尻の筋肉を使ってカラダをしっかりと受け止めることができるのです。うまくできてくると、しなやかでキレの良い「キュッ!」という感じのストップになります。しかし、体幹部やお尻のインナー・マッスルが働かないと、太ももの筋肉が強く働き、膝を曲げ込んで力んで止まろうとするため「グニャ」という感じのストップになってしまいます。これでは、しなやかでキレある動きにはなりません。
塾生の皆さんが、様々な局面でしなやかでキレのあるストップができるように、コンディショニング・エクササイズから一つずつ積み上げて力を高めていきたいと思います。
選手の皆さん、是非バスケ塾に足を運んでみてください(大人の方、指導者の方のご参加も大歓迎です)。初回体験入塾は無料です(ご案内はこちらから)。お待ちしております!


<練習メニュー>
◆コンディショニング・エクササイズ

☆体 幹☆

(1) ウォール・アブドミナル・スクイズ
あおむけに寝て壁に脚を立てかけ、お腹の力を抜き横から絞るようにへこませて呼吸する。

☆股関節☆
(1)シングル・レッグ・デッド・リフト
(2)お尻のペア・ストレッチ
(3)アブドミナル・スクイズ・ヒップ・ストレッチ

◆フットワーク
(1) 尻締めスクワット
(2)
ヒップ・ディッピング
(3) ジャンプ・ストップ
(4) ジャンプ・ストップ&ジャンプ

◆ストップ&ムーヴ練習
(1)シェービング・ドリル

◆ゲーム


<塾生のみんなへ>
バスケットボールのプレーにおいて非常に重要な「ストップ」。これがうまくできないと、プレー全体の質が上がらなくなってしまいます。よく自分と向き合って、一つずつがんばっていきましょう!


<1月練習日>
18日(水)、25日(水)

<2月練習日>
8日(水)、15日(水)、22日(水)


会場:駿台学園高校体育館(3F)
受付:18時30分から
時間:19時から21時まで
初回体験入塾無料です。
随時受け付けておりますので、是非ご連絡ください。


【お問い合わせ先】
有限会社ファーストステップ
TEL 03-5965-5755
E-Mailinfo@fir-st.jp

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• 木曜日, 1月 12th, 2012


<2011.12.21>

☆9月からの練習テーマ☆

『 ディフェンス力を高めるための動きづくり 』

<One Shot>

新年あけましておめでとうございます。バスケ塾通信、本年もよろしくお願いいたします。
遅くなってしまいましたが、2011年最後のバスケ塾通常練習の様子です。
この日は、森川塾長の教え子でもある、元アイシンシーホースの高辻さんが来てくれました。スペシャルゲストの参加に、練習前、塾生の皆さんは少々緊張気味でそわそわした様子でした。しかし、練習が始まればいつもの通り、自分のカラダと向き合い、感覚を探りながら取り組んでおりました。最後にはフリースロー大会を行い、全員笑顔で締めくくることができました。
高辻さん、ご参加本当にありがとうございました!今後ともバスケ塾を応援してください。よろしくお願いします。
2011122101
さて、2011年のバスケ塾は、1〜3月まで「1on1の力を高めるための動きづくり」、4〜7月まで「パス・ドリブル力を高めるための動きづくり」、8月のサマー・キャンプでは1日目が「ジャンプ力を高めるための動きづくり」2日目が「シュート力を高めるための動きづくり」、9〜12月まで「ディフェンス力を高めるための動きづくり」、12月のウインター・キャンプでは再度「1on1の力を高めるための動きづくり」として練習を進めてきました。
練習は違えど、根底にある共通のテーマは、動き方のコツを身につけ「力強くしなやかでキレのあるプレー」の習得をしようというものです。特に、塾生の大多数である小中学生のうちに感覚的に掴んでほしいと願い、地道に、時には「分かりにくかったかな?」と反省しながら、伝えるべく試行錯誤してきました。
そんな1年を通じ、塾生の皆さんの動きにキレやしなやかさが出てくるのを見ることができました。また表情が明るく取り組みが積極的になる塾生が多かったように思います。
2012年、塾生の皆さんがさらに飛躍できるよう、仙骨をしっかりと締めて指導にあたってまいります。

もっとうまくなりたいけどどうすればいいの?と悩んでいる選手の皆さん、是非バスケ塾に足を運んでみてください(大人の方、指導者の方のご参加も大歓迎です)。初回体験入塾は無料です(ご案内はこちらから)。


<練習メニュー>
◆コンディショニング・エクササイズ

☆体 幹☆

(1) ウォール・アブドミナル・スクイズ
あおむけに寝て壁に脚を立てかけ、お腹の力を抜き横から絞るようにへこませて呼吸する。
(2) ロール・オーバー

床にあおむけに寝て脚を上げて頭の先に持って行き、お腹の力を抜いて呼吸して背中や腰を伸ばし、背骨を一つずつ床につけながら元に戻る。

☆股関節☆
(1)シングル・レッグ・デッド・リフト
(2)お尻のペア・ストレッチ

◆フットワーク
(1) シッシー・スクワット
(2)
インターナル・ローテーション・ウォーキング
(3) ワイド・スタンス・プッシュ・ウォーキング
(4) ワイド・スタンス・ウォーキング

◆ディフェンス練習
(1)リアクション・ドリル
(2)1on1ドリル
(3)3on3ディフェンス・ポジショニング・ドリル

◆ゲーム


<塾生のみんなへ>
2011年もお疲れ様でした。2012年さらにカラダが動くように、がんばりましょう!


<2012年 1月練習日>
11日(水)、18日(水)、25日(水)


会場:駿台学園高校体育館(3F)
受付:18時30分から
時間:19時から21時まで
初回体験入塾無料です。
随時受け付けておりますので、是非ご連絡ください。


【お問い合わせ先】
有限会社ファーストステップ
TEL 03-5965-5755
E-Mailinfo@fir-st.jp

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• 日曜日, 1月 08th, 2012

1/5(木)に金沢総合高校は、オールジャパンでWJBL3位のデンソーアイリスと対戦しました。

残念ながら私は仕事で観戦にいくことはできなかったのですが、62対86で負けてしまったものの、前半30対39と大健闘だったそうです。


また、金沢総合高校の星澤先生は、35年間見てきたこのチームでの最後の試合となりました。星澤先生、本当にお疲れさました。そして、本当ありがとうございました。私も20年近く金沢総合高校(旧富岡高校時代も含め)のトレーニング指導をさせていただきました。

これからもまたよろしくお願いします。


金沢総合高校のオールジャパンでの活躍が日本バスケットボール協会のウェブサイトで紹介されていますので、ご覧になってください。


気持ちも体もすべてぶつけて

たすきをつなぐ金沢総合高校のチャレンジ

恩師に捧ぐ最高のバスケットを!

日本最高のセンターが見た金沢総合高校


特に注目すべきところは、「日本最高のセンターが見た金沢総合高校」のレポートの中で、次のように書かれています。


「高田選手は県立金沢総合高について

『足が本当によく動いていて、ウチのルーズボールもほとんど相手に持っていかれたし、本当に(インターハイの)チャンピオンチームだなと感じました』

と言っています。積極的なルーズボールやリバウンドは今年度の県立金沢総合高の持ち味の一つでした。以前にも書きましたが、彼女たちはリバウンドを圧倒してインターハイの決勝戦を制しているのです。それは相手がWリーグの3位だろうが変わりありません。」


前回のブログ「おめでとう!! 金沢総合高校オールジャパンでベスト8に」でも書きましたが、インナー・マッスルからの動きづくりで“しなやかでキレのある動き”をめざしてきた結果がここに出てきたといえるでしょう。

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