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• 日曜日, 11月 13th, 2011

11月21日から開催される第63回全日本学生バスケットボール選手権大会(インカレ)に弊社の“動きづくり”を実践しているチームが3校出場します。


東北地区代表 東北学院大学 女子バスケットボール部

東海地区代表 愛知学泉大学 男子バスケットボール部

九州地区代表 福岡教育大学 女子バスケットボール部


ひとつでも多く勝ち上がってもらいたいと願っています。


健闘を祈ります!!

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• 金曜日, 10月 28th, 2011

先日(10/21)、東京都の高校新体操女子チームを指導してきました。


この指導の10日前に一度練習を見に行きましたが、顧問の先生のお話を聞いてみるとその動きの複雑さに驚くばかりで、いったい何から手をつければいいものかとちょっとばかり戸惑いました。

しかし、何人かの選手を呼んで、お腹を絞ることや股関節を内旋することなどを行ってもらうとうまくできる選手とできない選手がいるということがわかり、やはりインナー・マッスルの動きをひとつひとつ見直してみればよいのではと考えていました。

そこでその日の指導では、インナー・マッスルの解剖図を見てカラダのどこにどんな筋肉があってどういう動きをしているのか、インナー・マッスルを触りながら解説していきました。実際にインナー・マッスルに触ってみると予想以上に硬い選手が多く、他の競技のスポーツ選手と同じようにけっこう痛がっていました。前後開脚をすると180°以上に開くにもかかわらずインナー・マッスルが柔らかいわけではないのです。

いつものように腸腰筋などを刺激して動かしていくとだんだん緩んでいったので前後開脚していつもと違いが出たかどうか質問してみました。すると、開脚するのはいつもとあまり変わらないということなので、そこから立ち上がってもらうと「えっ、すごい、すごい力が入る!」という答えが返ってきました。その後も股関節周りのインナー・マッスルを動かしていくと

「脚がいつもより上がる!」

「太ももが細くなった!」

「ヒップ・アップした!」

といった反応がどんどんと出てきました。顧問の先生も「すごい、すごい、こんなに変わるなんて…」と驚いていました。

次に肩のインナー・マッスルを触っていくと、股関節以上に硬くなっていました。というのは、胸を張るのがよい姿勢であるためにいつも肩甲骨を後ろに寄せてしまっており、肩甲骨が胸郭に張り付いて剥がれないような状態になっている選手が多く、前鋸筋を触ると跳び上がるほど痛がっていました。肩甲骨が動かなくなっているため肩こりがひどい選手もおり、

「肩が軽くなった!」

「腕がよく回る!」

「血液が流れてぽかぽかしてきた」

といった反応がありました。

最後に体幹部のインナー・マッスルを緩めるために、力を抜いて呼吸しながらお腹を絞る“アブドミナル・スクイズ”を紹介し、壁に脚を立てかけて行うウォール・アブドミナル・スクイズ、壁に寄りかかるように座って行うシーティッド・アブドミナル・スクイズを繰り返しました。なかなか腹直筋の力が抜けない選手もいましたが、徐々に力が抜けていき、床の上に仰向けになるとだんだんと背中が床に着くようになってくるのを確認しました。

「カラダがだるくなった」

「眠くなってきた」

「カラダが暖かくなってきた」

といった反応が多く、呼吸だけでカラダがこんなにも変わるんだということに驚いていました。


数日後、顧問の先生から以下のようなメールが送られてきました。

「前回のトレーニング後、生徒たちは自分たちの体にとても興味を持ったようでとても有意義な時間になりました。」


これまでに新体操女子選手の指導は行ったことがないために、今後どうなっていくかが楽しみです。ブログにてまたご報告します。



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• 水曜日, 9月 14th, 2011

先日(9/3)に金沢総合高校女子バスケットボール部の秋田インターハイ祝勝会に行ってきました。


選手のみなさんは本当にうれしそうで、キラキラと輝いていました。みんなで集まっては記念撮影をし、優勝の喜びに浸っているようでした。

そうした中でこれまでに教えた懐かしいOG達が私のところにあいさつに来てくれました。みんなきれいでおとなになっていて「いくつになったの?」と聞いてみるともうすでに30才という答えが返ってきました。確かに平成10年にインターハイ優勝したときの3年生は、13年も経っているのだから30才になっているのもあたりまえなのですが…。


私は今回の優勝で改めて考えてしまうのです。月に1度指導に行って、彼女たちに何を伝えているのか? 確かにトレーニングをしてすごく変わったと言われる選手もいるのですが、きちんとみんなにカラダのすごさ、トレーニングやコンディショニングの大切さなどが本当に伝わっているのだろうか? こちらからすると、まだまだ十分に伝えきれていない、まだまだ選手に気がつかせて大きく変わらせることができていないと感じてしまうのです。したがって、今回の優勝も正直、「私がトレーニングを指導しているからです」とは言い切ることができないでいました。

ところが、星澤先生がみんなで写真を撮った後に次のように言ってくれました。

「ちゃんと、みんなにうちが優勝したのを宣伝して仕事増やしてね。それはプロとして当然のことだからね。トレーニングの効果はすごく出ていて、うちのチームは実業団に行っても『カラダ強いね』って言われるよ。効果が上がっていなければこんなに長い間トレーニング指導をお願いしてないからね。」

プレーを見ると、「もっとこうならないのかなあ」、「この動きはうまくできていないなあ」などいろいろと注文をつけたくなることが多いのですが、確かに他のチームと比べるとしっかりとしていてカラダがぶれたりせず、強くなっている、よくなっていることはわかるのです。私が理想を追求しすぎ、過剰な期待をかけすぎなんですかね。

ともあれ、私は星澤先生のことばを聞いて少しホッとしました。私はまだまだだと思っていてもトレーニング効果は上がってきていて、決してまちがった方向に進んで行っているわけではないんだということが確認できたのです。

よ〜し、金沢総合高校の優勝を宣伝に使っちゃおう!


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• 金曜日, 9月 09th, 2011

先日(8/22,23)に高知の高校女子チームを指導しに行ってきました。

そこでは、この1カ月くらいで指導している“脇腹を絞る”アブドミナル・スクイズに時間をかけました。


アブドミナル・スクイズ(一般的にはドロー・インと呼ばれていますが)は、最初の段階でお腹の力を抜いてリラックスして呼吸するようにと伝えていました。こうしていると自然と体幹部のインナー・マッスルが徐々に働いて腹直筋や脊柱起立筋が緩んでくるのですが、ある程度のところまでいくとなかなか緩んでこなくなります。どうしたらもっとうまく緩むようになるのだろうと思考錯誤していたところ、うまく緩む選手と緩まない選手の違いがわかってきました。それが脇腹を絞ることができるかどうかなのです。

うまく緩んでくる選手は、きちんと脇腹を引っ込めるように絞ることができるのに対し、緩まない選手は脇腹が硬く、手で押さえても引っ込んできません。そこで、パートナーに脇腹を押さえてもらって息を吸うときも吐くときも脇腹を引っ込めるつもりで絞るようにしていきました。

最初のうちはどこに力を入れればよいかわからずにかなり苦しんでいましたが、特に肋骨の下あたりを引っ込めることができるようになってくると仙骨が締まり、へその下の奥の方(いわゆる臍下丹田とよばれるところ)に力が入ってくるのがわかってきます。こうなると天然のコルセットである腹横筋がしっかりと働くようになるため、お腹周り全体が絞られてきて肋骨と骨盤の間が広がり、腰椎の前弯が弱くなって姿勢がよくなります。


初日の午後はかなりの時間をアブドミナル・スクイズに費やし、脇腹を絞る感覚を身につけるべく、さまざまな姿勢で行ってもらいました。

「これがしっかりできるとウエストが細くなるからね」

という私のことばに

「本当に細くなるんですか? それなら、がんばろう!」

と半分冗談っぽく言いながらやっている選手がいました。

ところが次の日になってある姉妹選手の妹が

「きのううちに帰ってウエスト計ったら、5センチも細くなっていて、体重も2キロ減っていた。姉ちゃんも同じだった」

というのです。みんなは、

「え〜〜っ! すごいね!」

と驚いていましたが、普段あまりうまく働いていない腹横筋がしっかりと働いた結果なのです。

そこで私は一言、

「続けないと元に戻っちゃうからね!」

と釘を刺しておきました。

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• 火曜日, 8月 16th, 2011

先日(7/28〜8/2)、秋田で行われたインターハイ男子バスケットボールでは、山形南高校がベスト8をかけた3回戦、新潟商業高校との試合で惜しくも65-68で破れたものの、大健闘しました。山形南高校での“動きづくり”の指導は平成17年より6年間になります。


山形南は、1回戦で愛知産業大学工業高校を粘り強いディフェンスで高さのハンデを克服し、86−67で勝利しました。また、2回戦では北海道代表の白樺学園高校を107-79の大差で破り、3回戦へと駒を進めました。

3回戦では、第2ピリオドで10点リードしたものの、勝負がかかった第4ピリオドで経験の差が出てしまい、新潟商業高校に逆転負けしてしまいました。しかし、最後の最後まであきらめず、3点差まで詰め寄り、何かが起こるのではないかという粘りを見せてくれました。


先日(8/8,9)に山形南高校に指導に行ってきました。選手はみんな3回戦まで戦い抜いたという自信と次のウィンターカップでは全国ベスト8を狙おうという意気込みでインナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズやウェイト・トレーニング、そしてフットワークにと励んでいました。


インターハイでスタートだった3年生が3人残っていたので、インターハイでの試合のことやこれまでの動きづくりのことについて話してみるとけっこうおもしろい答えが返ってきました。

「愛産大工は、高さがあってカラダが大きいのだけど、実際にカラダをぶつけ合ってみるとあまり強いとは感じませんでした。」

「1年生のときには、森川さんが指導することがまったくわからずにただ上級生のまねをしていただけだったけど、2年生、3年生と進むにつれてわかってくると、ケガはしないし、カラダが軽く動けるようになり、なおかつ必要なときにしっかりと力が入るようになってきました。すごいことをしているんだと感じるようになってきました。」

「あるとき、股関節を内旋してのスクワット(ワイド・スタンス・ナロー・スクワットと呼んでいます)で股関節が奥までしっかりとはまった感じがしたときが、『えっ!』と思いました。そのあとの足の軽さはすごかった。トレーニングでこんなに変わるんだと思いました。」

こんなようなことを語ってくれた3年生ですが、彼らが行っていたウェイト・トレーニングの挙上重量は、スクワットでもせいぜい自分の体重くらいの70㎏程度、普段は50㎏程度でしか行っていないのです。その分、しっかりとインナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズを行い、カラダが自分の思い通りに動く状態を作り上げ、バスケットボールの練習やトレーニングに臨んでいるのです。


顧問の細谷先生も以下のようなことを話してくれました。

「以前はけっこう高重量でハードにウェイト・トレーニングを行っていたためか腰痛などに悩む選手が多かったが、森川さんが見てくれるようになってから膝や腰の障害で苦しむ選手がほとんどいなくなった。バスケットボールの練習をハードにやっても壊れないし、上級生になるとしっかりと軸ができて一歩目が素早く出るようになってくる。」


女子で優勝した金沢総合高校同様に、インナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズと低重量での動きづくりを目的としたウェイト・トレーニングおよびフットワークを中心に指導し、自分のカラダを自由自在に動かせることをめざしてトレーニングを積み重ねてきました。センタープレイヤーの身長が181㎝と小さいチームである山形南のクイックネスは、こうした動きづくりを通して築き上げられてきたのです。


さらに力強く、しなやかでキレのある動きを獲得し、次こそ全国ベスト8を達成してもらいたいものです。

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• 金曜日, 8月 05th, 2011

先日(7/28〜8/2)、秋田で行われたインターハイ女子バスケットボールで弊社が“動きづくり”の指導をしている金沢総合高校が決勝戦で大阪薫英女学院高校を66-63で破り、優勝をしました。金沢総合高校のインターハイ優勝は、旧校名の富岡高校のときを含め、これで3回目です。全国制覇は、平成16年のウィンター・カップの優勝を含め、合計で4回になりました。

顧問の星澤先生は今年度で退職となりますが、最後の年を優勝で飾れた上、念願であったオールジャパン出場という夢がかなったとのことです。


金沢総合高校(旧富岡高校)の指導は、弊社設立の前の平成5年から始まり、現在まで18年間続いています。そのうち、平成10年の高知インターハイ、平成16年のウィンター・カップ、今回の秋田インターハイと3回の全国優勝に関われたことを光栄に思います。

当初、星澤先生からはウェイト・トレーニングの指導をということで始まったため、かなりハードにウェイト・トレーニングを行うように指導していました。平成10年高知インターハイ優勝当時は、キャプテンだった森光選手がベンチ・プレス80㎏、ハーフ・スクワット120㎏、ハイ・スナッチ40㎏といった高重量でトレーニングしていました。

ところが、平成14年の日立インターハイでやはり弊社の指導する常葉学園高校が優勝したときに準決勝で対戦し、富岡高校は完敗してしまいました。その当時常葉学園ではウェイト・トレーニングではなく、もっぱら動きづくりのためのインナー・マッスル・コンディショニング・エクササイズやストレッチ、フットワークの指導ばかり行っていました。その後の指導から、高重量でのウェイト・トレーニングを止め、インナー・マッスルからきちんと動くようにコンディショニングし、動きやフォームを重視した形での低重量でのウェイト・トレーニングに変更していきました。

その成果が出たのが平成16年のウィンター・カップでした。当時、身長でまさる桜花学園を見事決勝で破り、優勝しました。その当時の星澤先生が「今までで最もスピードとパワーのバランスのいい状態だった」といったことを今でも覚えています。当時のキャプテンの渡辺選手はベンチ・プレス40㎏、パラレル・スクワット50㎏と高知インターハイの森光選手の半分程度の挙上重量しか上げていませんでしたが、カラダが軽くよく動き、バテずに動き続けることができていました。

こうした流れの中で今回優勝した選手たちも、高重量のウェイト・トレーニングではなく、インナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズと低重量での動きづくりを目的としたウェイト・トレーニングを中心に指導し、自分のカラダを自由自在に動かせることをめざしてトレーニングを積み重ねてきました。これが宮澤選手以外決して大きいと言えない選手たちが、しっかりと動いてくれた下支えになっているのではないかと思っています。


これから国体、ウィンター・カップ、そしてオール・ジャンプとまだまだ続いてきますが、さらなる進化を遂げた姿を見せてくれることを期待します。

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• 火曜日, 7月 12th, 2011

先日(6月半ば)、久々に新潟に行き、高校の男子チームを指導してきました。


この高校の顧問は、以前に新潟商業高校の男子チームをインターハイで優勝に導いた佐藤先生で、私が長年お付き合いさせてもらっています。


いつものように股関節周辺のインナー・マッスルについて解説していろいろとエクササイズを行っている中、どうしてもうまくできない選手がいたため、前に引っ張り出していろいろな動きを行わせていました。その中のひとつとして股関節の内旋を行っていたのですが、どうもうまく内側にねじれないのです。

足を伸ばして床の上に座り、後ろに手を着いた状態で股関節を外側から内側に向けてねじります。このとき、大腿骨の大転子(お尻の横にある出っ張り)を触ってみると、内側にねじるときに大転子が大きく上に動いて太ももが床から浮いてしまう人が多いのです。人によって動く程度に違いがあるものの、私が指導している選手の90%以上の人が(私もそうなのですが)、このように動いてしまいます(これについては『月刊バスケットボール』の連載「未来トレーニング塾31−サイド・ステップ(1)」でも紹介しているので、動きなどがわからない場合にはこちらをご参照ください)。


ところが、佐藤先生の大転子を触って股関節を内旋してもらうと大転子がカラダの中に消えてなくなってしまうのです。佐藤先生にうまくねじれない選手の大転子を触ってもらうと、

「えっ! どうしてこんなに動くんだ? 私はそんな感じになったことがないぞ。おかしいんじゃないの?」

というのです。そこで、私が

「先生のように動く人の方がまれなんです。ほぼ9割以上の選手がこんなふうにしか動かないですよ」

と答えました。


実はこの先生は,身長が182㎝程度であったにも関わらず、バスケットボールの現役選手時代には、軽々と両手でバックダンクを決めていたほどジャンプ力がありました。私は大学1年生のときに、4年生であった佐藤先生が、210㎝の選手にセンタージャンプで勝ったのを見てビックリしたのを覚えています。いろいろとお話を聞いてみると、大学時代の走り高跳びの授業では2mを跳び、三段跳びでは15mを跳んでいたとのことでした。また、高校時代には50mを5秒6か7で走っていたというのです。

ちなみにこの他に股関節内旋で大転子がなくなるのを見たことがあるのは、プロ野球西武ライオンズの中島選手です。彼は、入団したころから知り合いに紹介されて私のところに顔を出していたのですが、やはり高校時代50mを5秒7で走っていたといっていました。


股関節を内旋したとき大転子が大きく動いてしまうは、股関節の外旋筋群が硬く伸びなくなってしまい、内旋筋である小臀筋などがうまく働かなくなってしまっているからだと考えられます。おそらく大腿骨頭がきちんと股関節の関節窩に固定されずにずれてしまっているのです。そのために、股関節周辺の筋群がきちんと大きな力を出すことができず、太ももやふくらはぎといった末端の筋肉が働いてしまうのです。

股関節の内旋がうまくできているこのふたりの選手は、太ももやふくらはぎといった末端ではなく、まさにお尻で動いているのです。

佐藤先生いわく

「太ももの前なんかあまり使った感覚がないよ。本当にお尻からハムストリングスにかけての裏側だけだよ。」


どうしたら大転子がなくなるように内旋できるのか? 今も思考錯誤が続いています。

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• 日曜日, 7月 10th, 2011

今年もインターハイの時期がやってきました。

7月28日から北東北で開催されるインターハイに弊社の“動きづくり”を実践しているチームが7校出場します。

バスケットボール-秋田県開催
山形県代表 山形南高校 男子バスケットボール部
神奈川県代表 金沢総合高校 女子バスケットボール部
静岡県代表 常葉学園高校 女子バスケットボール部
三重県代表 四日市工業高校 男子バスケットボール部
高知県代表 岡豊高校 女子バスケットボール部

ハンドボール-岩手県開催
宮城県代表 仙台第一高校 男子ハンドボール部

ソフトテニス−秋田県開催
新潟県代表 北越高校 女子ソフトテニス部

ひとつでも多く勝ち上がってもらいたいと願っています。

健闘を祈ります!!

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• 火曜日, 6月 14th, 2011

先日(6/4,5)、東日本大震災の被害が大きかった仙台に行き、大学生の指導をしてきました。

地震の1週間前に指導に行き、それ以来だったので3カ月ぶりとなってしまいました。この大学の体育館も被害を受け、もしかしたら建て直さなくてはいけないという程だったのですが、修繕すればなんとか大丈夫になったようです。

しかし、この日は大学の体育館は、修繕中ということでまだ使えず、隣にある附属高校の体育館を借りて行いました。


この日の指導は、いつも行っているインナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズの確認と追加エクササイズの紹介、そして5月にラグビー選手を教えたのと同様、“仙骨を締めて押す”動きについて理解してもらうことでした。

まずは、壁に寄りかかって“シーティッド・アブドミナル・スクイズ”を行いました。パートナーにお腹を押してもらい、腹直筋の状態を確認すると硬くなってかなり痛がる選手もいました。こうした選手にはできるだけお腹を引っ込めたまましばらく呼吸を繰り返してもらうと、しっかりと腹横筋が働いてきて腹直筋に力が入らなくなり、だんだんと緩んでくるのです。すると自然とへその下の奥のあたりに力が入り、仙骨が締まってくるのを確認できるようになってきます。

こうしてお腹を絞ることを確認した後に、同時に胸も膨らませずに引っ込めるように呼吸しました(アブドミナル&チェスト・スクイズ)。すると背中が膨らんできてストレッチされ、頸椎から胸椎にかけての動きが出てきて、肩も緩んでくるのです。こうした呼吸を“背式呼吸”と呼んでいます(背式呼吸について詳しくは、『季刊パーソナルトレーニング』第13号(2011年春号)を参照ください)。

アブドミナル・スクイズの後には、股関節の内旋エクササイズである“レッグ・インターナル・ローテーション&ロール・アップ”を行いました。これは股関節を内側にねじりながら、ロール・アップを行うエクササイズです。お尻の奥にある外旋筋群が硬くなっていると内旋筋である小臀筋がうまく働かず、膝が外側に開いて足が持ち上がってしまいます。そこで、外旋筋群をストレッチして小臀筋を働かせるために“ハードル・シット・アップ”というエクササイズを紹介しました。しばらくこれを行っていると小臀筋に力が入り、股関節の横前方がつりそうになってきます。こうして力が入るようになってくると、股関節を内旋してロール・アップを行っても足がしっかりと固定されるようになってきます。

こうしたエクササイズを行った後に、ラグビー選手の指導でも行ったワイド・スタンス・プッシュ・ウォーキングを行いました。これは、いわゆるお相撲さんが脇を締めて相手を押す動きをイメージしてもらえばいいでしょう。何回か行っていくと何人かの選手が、脚で押すのではなく、お腹を絞るように“仙骨を締めれば押すことができる”という感覚になってきました。そこで、

「押される方も仙骨を締めれば押されにくく踏ん張ることができるようになるよ!」

と声をかけました。するとしばらくして押される役をやっていたキャップテンが押している途中の後輩に

「俺の仙骨の勝ちだな!」

と大きな声で言っているのが聞こえてきました。なるほど、よくわかってくるとそうした感覚になってくるのです。まさに“仙骨の勝負”なのです。

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• 月曜日, 5月 23rd, 2011


5月初めの連休中、茨城県の高校ラグビー・チームの指導をしてきました。


「今日の課題は、“仙骨を締めて押す”という感覚を感じ取ること!」と言って、うつ伏せになって仙骨を触ることから始めました。

このチームを指導するのは、今年で3年目。まだまだこちらが指導しているインナー・マッスルのコンディショニングの意味が理解できず、いっしょうけんめいに取り組めないといった感じでした。今年こそ、なんとか仙骨の動きを実感させてこれがわかれば今までよりもしなやかでキレのある動きができる、プレーが変わる、どんどん可能性が広がっていくということを伝えたいと思っていました。

仙骨を押してみると、もののみごとにカチカチに硬く丸みを帯びており、後ろに出っ張ったままほとんど動かなくなっている選手が多く、いっしょうけんめいがんばっているものの力任せに動いてしまっているのだろうなぁと感じました。

力を抜いてパートナーに足を持ち上げてもらいながら腹式呼吸をするレッグ・リフティング・アブドミナル・スクイズを行った後、その状態で足を壁に立てかけるウォール・アブドミナル・スクイズを行いました。このエクササイズと壁により掛かってお腹を引っ込めたまま呼吸を行うシーティッド・アブドミナル・スクイズを交互に行うことで、仙骨周辺の多裂筋などのインナー・マッスルが緩んでリラックスした状態で背中全体が床に着いて来るのを感じてもらいました。

その後でもう一度うつ伏せで仙骨を触ってもらいました。すると、今まで硬く丸みを帯びて動かなかった仙骨に弾力性が出てきて上から押すと沈み込むようになってくるのです。「ただ呼吸をしていただけなのにこんなことでカラダが変化していく」と言って驚いていました。

そこで、次のような話をしました。

「昨年、君たちの先輩の中に椎間板ヘルニアで腰を痛め、足がしびれてしまった選手がいたけど、『毎晩繰り返しアブドミナル・スクイズを行っていたら、腰、大丈夫になりました』と言っていたよ。それぐらいきちんと呼吸すると効果があるんだよ」というとかなり関心を持ち出しました。

そこで、次に仰向けで膝を90度に曲げた状態からのアブドミナル・スクイズ・ヒップ・リフトを行いました。お腹の力を抜いてしっかりとアブドミナル・スクイズをしていくと仙骨周辺の筋肉が締まり、仙骨がお尻の中の方に押し込まれるようになってきます。この動きを“仙骨を締める”と表現しているのですが、これを使ってお尻を持ち上げる(というよりも“持ち上がってくる”といった感じ)のが、アブドミナル・スクイズ・ヒップ・リフトです。これは、呼吸をしてお腹を絞るだけで仙骨が締まり、お尻が勝手に持ち上がってくる感覚になり、力任せにブリッジをするのに比べて非常に楽にお尻を持ち上げることができるのです。この感覚がわかってくると、力任せではなく、リラックスすることの大切さがわかり、だんだんと選手たちの目が輝いてきました。

次に、仙骨を締めて体幹部を真っ直ぐに保ったままあたかも後ろに倒れていくようなシッシー・スクワットを行った後、ワイド・スタンス・プッシュ・ウォーキングを行いました。これは、前に立っている人を押しながら歩いていくエクササイズなのです。いわゆるお相撲さんが脇を締めて相手を押す動きをイメージしてもらえばいいでしょう。

実際に行わせてみると、ラグビー選手で日頃押し合いをしているにも関わらず、うまく押せない選手が多いのです。カラダが前傾してかかとを浮かせ膝を曲げて押す動きが多く、いわゆる腰が入らない動きで脚で押してしまうのです。そこで、少しスタンスを広げてかかとを地面に着けた状態でアブドミナル・スクイズ・ヒップ・リフトのようにお腹を絞って仙骨を締める動きを使って押すように指導しました。すると、仙骨がお尻の奥に入っていくような感覚が生まれ、腰の入った動きでお尻が働くようになってきました。うまくできている選手に聞いてみると、ほとんど太ももの筋肉を使った感覚はなく、とにかくお尻がきついという答えが返ってきました。まさに、“仙骨を締めて押す”という感覚がわかってきたのです。

そこで、試技に使っていた選手にこの感覚を使って走ってみるように伝えると、しばらくやっているうちに「わかった!」と叫びながら、何度も何度も繰り返し走り出しました。それまではいくら指導してもわからず、足を後ろに流して引っ掻くような動きで走っていたのですが、わかったとたんに走り出しがスッと早くなり、うしろに足が流れなくなってきたのです。そして、かかとで真下を押すようにすれば、勝手に仙骨が締まって前に進むんだということを解説すると、「だれかに後ろから仙骨を押されているみたいです」とうれしそうに話していました。それから「これは、すごい! これは、すごい!」と言いながら何度も何度も繰り返し走り込んでいました。

まさに“仙骨を締めて押す”感覚で走ることができたのです。


ここで紹介したエクササイズの多くは、拙著『動きづくり革命パート2』のセッション40〜42「尻締めスクワットを究める」で解説しています。興味のある方は、こちらをご覧になってください。