初めてのオンライン・セミナー

昨日(7/25)に初めてのオンライン・セミナーを開催しました。

コロナウィルスの感染が再び拡大し、外に指導に行きたいのになかなか行くことができないという状況になっている中、なんとか情報を伝えたいという思いからオンライン・セミナーを開催しました。とりあえず、やってみないことにはわからないからとwith Rugbyの藤本さんにお願いして企画してもらい、開催に漕ぎつけました。未来トレーニング塾写真

 

 

今回は、「押す力、ドライブする力を生み出すインナーマッスル・エクササイズ・セミナー」ということで、今年の1月にファーストステップに秋田からやってきてくれた相撲で強くなりたい小学4年生の女の子の話題から入り、先日発売した小冊子『スポーツ・パフォーマンスを高めたかったら“しっぽ”を動かしなさい』で解説しているエクササイズを簡単に解説していきました。

 

まずはCGの動画で仙骨から尾骨の動きを見て、歩いているときなどにそこがわずかながら動くことを確認してもらった後に、四つん這いになってキャット・バックをやってもらいました。秋田から来た女の子もそうだったのですが、通常、キャット・バックでは猫が背中を丸めるように背中全体を丸めてしまいます。しかし、ここでやってもらいたいのは、尾骨の先に“しっぽ”があるイメージをもってもらい、背中をできるだけ動かさずに“しっぽ”だけを動かすことなのです。最初は、みなさん戸惑ったような様子でしたが、“しっぽ”を動かすのは呼吸筋である体幹部のインナーマッスルなので、呼吸のエクササイズで“しっぽ”を動かすことにチャレンジしてもらいました。なんとなく“しっぽ”が動くことをつかんでもらった後、ロール・アップというエクササイズで体幹部のインナーマッスルをうまく働かせるとへその下に力が入り、“しっぽ”を動かすことができること確認してもらいました。その感覚がわかったところで、前回のブログで紹介した新潟アルビレックスルの柏倉選手のスクワット動画を見てもらい、お尻を後ろに引いて脚の力で立ち上がるのではなく、できるだけカラダを真っ直ぐに落として“しっぽ”の動き、つまり体幹部のインナーマッスルの力で立ち上がるスクワットができることを理解してもらいました。

休憩を挟んだ後、呼吸の動きでお尻を持ち上げるアブドミナル・スクイズ・ヒップ・リフトしてから再びキャット・バックを行ってもらうとほとんどの参加者が “しっぽ”のほんのわずかな動きを感じて動かすことができました。この動きをオンラインで伝えるのはかなり難しいと思っていたのですが、なんとか伝わるんだということがわかり、大きな収穫でした。

へその下を引っ込めてそこに力を入れると“しっぽ”が動いてくるという感覚がわかってもらった後に四つん這いの姿勢からカラダの曲げ伸ばしをするキャット・バック&バック・エクステンション、そして膝と肘で支えるフロント・ブリッジを行ってもらいました。特にフロント・ブリッジでは腹直筋(いわゆる腹筋)の力でカラダを支えてしまいがちなので、腹直筋の力をできるだけ抜いてへその下の力、つまり“しっぽ”を動かす力だけで支えてもらいました。すると、へその下のあたりだけがきつくなって、この力だけでカラダを支えることができるのを理解してもらえたようです。

これがわかってから再び柏倉選手のスクワット動画を見ると、脚でなくキャット・バックをやったときのように“しっぽ”を前に向けたままへその下の力で立ち上がってくるのがわかったようです。

最後にスプリット・プッシュ・ウォーキングとスプリット・バック・プッシュ・ウォーキングの動画を見てもらい、前に進むのも後ろに進むのも“しっぽ”の動きで重心を移動していくことを確認してもらいました。

 

 

初めてのオンライン・セミナーだったため、対面で実際に指導しているときよりも短い時間でエクササイズを紹介しないといけないなど、こちらの予想とは違っていたことに戸惑いながらもなんとか終了することができました。

参加者のみなさん、ありがとうございました。

この経験を次に生かしていきたいと思いますので、また参加をお待ちしております。