柏倉哲平選手が来てくれました

みなさん、お元気ですか?

やっとコロナウィルスによる活動制限が緩和されて少しずつ練習が再開されてきているのではないでしょうか。

 

そんな中で先日、今シーズンからBリーグ新潟アルビレックスでプレーをする柏倉哲平選手がファーストステップに来てくれました。

柏倉選手は、前シーズン最優秀新人賞を獲得した前田悟選手の山形南高校、青山学院大学の2つ上の先輩にあたります。先シーズンまでB2のアースフレンズ東京Zでプレーしていました。私(森川)は、柏倉選手を山形南高校時代3年間指導していました。

高校卒業以来7年間経っており、本人も「かなり硬くなっています」と言っていたようにバーベル・スクワットをやってもらうと腰が反ってお尻を後ろに突き出すようなフォームになってしまっていました。やはり、お腹や仙骨、股関節の周辺などインナー・マッスルが硬く動かなくなっていたのです。

とりあえずパートナー・ストレッチで股関節周辺のインナー・マッスルを緩めてから、上半身を前傾させず、まっすぐに保ったままベンチから立ち上がるベンチ・スクワットでお尻を柏倉哲平後ろに突き出さないスクワットのフォームを確認しました。再びバーベル・スクワットをやってもらったところ、お尻を後ろに突き出さずに上半身をまっすぐに保ったまましゃがみ込むことができ、脚の力を使わずにお腹を絞って仙骨を締める力で立ち上がることができるようになりました。

このスクワットができたとき、柏倉選手が「懐かしい!」とつぶやいていたのには思わず微笑んでしましました。高校3年間インナー・マッスルからの動きづくりを経験し、1年生のときにはよくわからなかったのが2年生からだんだんとわかりだし、3年生のときには「ものすごく動けるようになってバスケットボールがさらにおもしろくなった」と本人が言うように、このときが最も動けていたというのです。ところが、大学やBリーグでのトレーニングする中でカラダが強くなったにもかかわらず、どうして「カラダが重くて動けない」といった感じが拭い去れなかったとのこと。最も動けていたときの感覚を追い求めるものの自分ではなんともしがたいと思い、今回私のところにやって来たのです。この「懐かしい!」ということばが高校3年生のときの感覚を思い出したということに他なりません。

スクワットでの感覚を取り戻した後、コンディショニング・エクササイズで体幹部と股関節のインナー・マッスルの動きを確認し、スタビライゼーション・エクササイズからクイック・リフトへと進んでいきました。最後にハイ・スナッチで締めくくりましたが、反動を使わずにお腹を絞って仙骨を締める力で一気に素早く行うことができました。本人もニコニコしながら「カラダが軽くなった」と言っており、高校3年生のときのようにしなやかでキレのある動きの感覚がよみがえったようです。

今回は7年間のブランクがあったにもかかわらず、わずか3時間あまりの指導で以前の感覚を取り戻しましたが、これはやはり高校3年間インナー・マッスルからの動きづくりを続け、きちんと身につけてくれていたからだと思っています。まさに3年間の継続の賜物なのです。

 

スクワットはしゃがんで立ち上がるといった単純な動きなのですが、体幹や股関節のインナー・マッスルがうまく働かなくなっているときちんと深くしゃがめなくなってきます。インナー・マッスルの動きをチェックするためにも、みなさんもスクワットの動きをもう一度見直してみてはいかがですか?

 

さて、インナー・マッスルからの動きの感覚を取り戻した柏倉選手はこれから練習やトレーニングを積んでより一層動きに磨きをかけ、今シーズン新潟アルビレックスで大活躍してくれることでしょう。

 

柏倉哲平選手、がんばってください!

今シーズンの活躍を期待します!