前田悟選手、最優秀新人賞おめでとう!

うれしいビック・ニュースが飛び込んできました!

Bリーグ富山グラウジーズの前田悟選手が『B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20』で最優秀新人賞を獲得しました。

 

前田悟選手、おめでとうございます!!

 

昨年の6月、前田選手は私(森川)にトレーニングをサポートしてほしいと連絡してきてくれました。山形南高校出身の前田選手は、高校3年間私がトレーニングを指導していました。青山学院大学に進学した4年間は大学でのトレーニングをがんばっていましたが、プロになってもう一度自分のカラダを見直したいという思いで私に声をかけてきたのです。

 

「森川さん、新人王を取りたいんです!」

 

高校卒業以来、久々に会った私に開口一番、こう言ってきました。私は内心「こいつなかなか言うな! いいぞ、いいぞ!」と思いながらトレーニングの指導を始めましたが、そのときはそれが現実になるとはあまり思えませんでした。というのは、カラダの状態などいろいろと聞いてみると、どうも大学時代に膝を痛めたらしく「ジャンプするときに思いっきり踏み込めない。高校卒業するときには軽々とダンクできていたのにその感じが出ない」と訴えていたからです。
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実際にカラダや動きを見てみると、体幹部から股関節のインナー・マッスルがかなり硬く動かなくなっていて、そのために膝の痛みが出てしまっていたのです。そこで最初にやったことは、股関節のストレッチをしてから体幹部のインナー・マッスルがしっかりと働くようなエクササイズを行って、高校時代の感覚を取り戻すことでした。

ヘビーにトレーニングをするのではなく、ストレッチやインナー・マッスル・コンディショニング・エクササイズ、そして動きを重視した軽めの重量でのウェイト・トレーニングを進めていくと、初回でほとんど感覚を取り戻し、2回目のトレーニングでは高校時代と変わらない感じでトレーニングをすることができました。とりあえずこの感じでトレーニングを続けられれば、なんとか痛みが出ない状態できちんとジャンプできるようになるのではないかというところまでは行きましたが、どこまでやりきれるかなと不安に思っていました。

こんな感じで出発した前田選手ですが、その後数回コンディションをチェックする機会がありました。トレーニングをしてみると大きな問題も無くかなり順調に過ごし、シーズンに入ってからも悪くない状態で試合に臨むことができたようでした。こうなるためにカラダのコンディショニングにかなりの時間をかけていたのではないかと思いますが、おそらく高校3年間私が言い続けたことを思い出しながらトレーニングし続けてくれたのでしょう。

シーズン中なかなか試合を見ることもできず、どうしているかなと思っているとかなりのハイ・アベレージをたたき出しているので安心していると同時にこれをいつまで続けることができるかなと期待していました。ところが、これからというところで新型コロナウィルスの影響でBリーグが中止になって今シーズンは終了してしまいました。

シーズン最後まで戦えなかったことは残念なんですが、それでも6月に言った「新人王を取りたいんです!」という決意を成就させた前田選手には本当に全力で拍手を送りたいと思います。

 

前田悟選手、本当におめでとう!!

来シーズンも活躍を期待します!