<2011.12.14>
☆9月からの練習テーマ☆
『 ディフェンス力を高めるための動きづくり 』
<One Shot>
動画は、この日のバスケ塾の様子です。
さて、今回はいつもと趣を変え、この日の出来事を交えながら書いてみたいと思います。
練習終了後、9月に入塾した中学3年生のMさんと中学2年生のTさんの2人が「今日の反省点をお願いします!」と言いながら私(冨樫)のところにやってきました。
皆さんそうですが、最初は、コンディショニング・エクササイズやフットワークの説明を受けて、やってみてもなかなかうまくできません。MさんとTさんも、どうしていいのか全く分からず、終始とまどいながら練習をしていました。それから約3ヶ月が経過し、色々なことが少しずつできるようになってきていて、動きや姿勢がだいぶ良くなってきたなと感じていたところでした。
2人から、突然かつ初めてそんな言葉が出てきたので少々驚きながら、「とても良くなってきています。でも、仙骨の締め方や締まった感覚がまだよく分かってないかなと感じます。体幹部のコンディショニング・エクササイズはちょっとつまらないと思うけど、これが分かるとすごく動きが変わる可能性があるから、次回も集中して頑張っていこうね。」と答えました。2人とも、うんうんと頷きながら「そうなんです…まだそれが分からないです。来週もがんばります。」と言ってくれました。
この出来事を振り返り、2人は、言わば濃い霧の中でなかば呆然としていた状態から、少しずつ輪郭が見えてきたのだと感じました。それは、カラダが動くようになってきたこと、もっとうまくなりたいと願っていること、前から通っている周りの塾生の動きを見て自分との「違い」に気がついてきたりしたことなどがきっかけではないかと思います。いずれにせよ、その前向きな行動を嬉しく感じたと同時に、成長を後押ししなければと強く思いました。2人の今後がとても楽しみです。
コンディショニング・エクササイズの中でも、体幹部の種目は動きが少なく、また感覚的にも非常に掴みづらいものです。そのため、バスケットボールの練習をしたいのにつまらないなと飽きてしまうことがよくあります。ところが、これができるかどうかで、動きそのものが大きく変わってしまうのです。我々としても、小中学生には難しいであろうという認識は持っておりますが、この本当に重要な部分を伝えないわけにはいかないのです。今後もいかにうまく伝えるかという部分の試行錯誤をしながら、しっかりと指導にあたっていきたいと思います。
ウインターキャンプ2011、最終のご案内です(大人の方、指導者の方のご参加も大歓迎です)!正しいカラダの使い方を学ぶインナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズから1on1の攻防のスキルアップをはかっていきます。
皆さまのご参加をお待ちしております!(ウインターキャンプのご案内はこちらをごらんください)
<練習メニュー>
◆コンディショニング・エクササイズ
☆体 幹☆
(1) ウォール・リバース・クランチ
あおむけに寝て壁にお尻をぴったりとつけて脚を伸ばし、お腹を横から絞るようにへこませた状態のまま仙骨を締めて、両足のかかとを同時に壁から離す。
(2) ロール・オーバー
床にあおむけに寝て脚を上げて頭の先に持って行き、お腹の力を抜いて呼吸して背中や腰を伸ばし、背骨を一つずつ床につけながら元に戻る。
☆股関節☆
(1)プローン・インターナル・ローテーション
床にうつぶせに寝て脚を90°に曲げ、お腹をへこませ仙骨をしめ、小臀筋に力を入れて脚を内旋しながら足を開いていき、お尻を締めながら戻す。
(2)レッグ・インターナル・ローテーション&ロール・アップ
床にあおむけに寝て股関節を内旋して、お腹をへこませるようにしながら上体を起こしてくる。
(3)シングル・レッグ・デッド・リフト
◆フットワーク
(1) インターナル・ローテーション・ウォーキング
(2) ワイド・スタンス・プッシュ・ウォーキング
(3) ワイド・スタンス・ウォーキング
(4) ワイド・スタンス・ハーキー
(5) サイド・スクワット
(6) サイド・ランジ
(7) サイド・ステップ
◆ディフェンス練習
(1)リアクション・ドリル
(2)1on1ドリル
(3)3on3ディフェンス・ポジショニング・ドリル
◆ゲーム
<塾生のみんなへ>
いよいよ次回が今年の最後の通常練習です。これまでにできるようになってきたことを更にはっきりと掴めるよう、明るく練習しましょう!
<2012年 1月練習日>
11日(水)、18日(水)、25日(水)
会場:駿台学園高校体育館(3F)
受付:18時30分から
時間:19時から21時まで
初回体験入塾無料です。
随時受け付けておりますので、是非ご連絡ください。
<ウインターキャンプ2011 参加者募集中!>
《講座1》 12月26日(月) 14時から17時
1on1の力を高めるための動きづくり(1)
「インナー・マッスルのコンディショニングから下半身の使い方へ」
《講座2》 12月27日(火) 10時から12時30分
1on1の力を高めるための動きづくり(2)
「下半身の使い方からドライブの動きへ」
《講座3》 12月27日(火) 14時から17時
1on1の力を高めるための動きづくり(3)
「ディフェンスの動き & 1on1 の攻防へ」
ウインターキャンプについて、くわしくはこちらをごらんください。
【お問い合わせ先】
有限会社ファーストステップ
TEL: 03-5965-5755
E-Mail:info@fir-st.jp
Category: バスケ塾通信
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<2011.12.7>
☆9月からの練習テーマ☆
『 ディフェンス力を高めるための動きづくり 』
<One Shot>
今回はシングル・レッグ・デッド・リフトをご紹介します。
片脚で立ち、反対の脚を後ろに上げていきながらカラダを前に倒していき、床に手をついて戻るというエクササイズです。仙骨をしっかりと締め、頭の先から反対の脚の先まで、カラダが一本の棒になるかのように真っ直ぐな姿勢を保持しながら行います。
最初は、カラダが腰の辺りから曲がってしまったり、グラグラして片脚で立てなかったりします。
そこで、まずは壁に片手をついて実施していきます。仙骨をしっかりと締めながら何度か行うと、大腿骨頭が奥に押し込まれていき、段々とお尻や股関節の内側の部分が伸びて突っ張った感じになってきます。そうすると、股関節やお尻でカラダを支えられるようになり、壁が無くてもフィギュア・スケートのポーズのようにカラダを真っ直ぐした姿勢で立てるようになってきます。
こうなると股関節やお尻に力が入り、その状態でフットワーク等を行うと、末端部分の力が抜け、脚が軽く速く動くようになってくるのです(股関節が「はまって」動きやすいです!と嬉しそうに言ってくる選手も多くいます)。
さて、今回も真剣に取り組んでいた塾生の皆さん、この後に行った1on1ドリルでは、上半身がしっかりと起きた姿勢から、サイド・ステップの一歩目を横にすばやく出せるようになってきた姿を見せてくれました(ディフェンスの姿勢についてはこちらをごらんください)。この調子で頑張っていきたいと思います。
ウインターキャンプ2011、引き続き参加者募集中です(大人の方、指導者の方のご参加も大歓迎です)!正しいカラダの使い方を学ぶインナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズから1on1の攻防のスキルアップをはかっていきます。
皆さまのご参加をお待ちしております!(ウインターキャンプのご案内はこちらをごらんください)
<練習メニュー>
◆コンディショニング・エクササイズ
☆体 幹☆
(1) ウォール・リバース・クランチ
あおむけに寝て壁にお尻をぴったりとつけて脚を伸ばし、お腹を横から絞るようにへこませた状態のまま仙骨を締めて、両足のかかとを同時に壁から離す。
(2) ロール・オーバー
床にあおむけに寝て脚を上げて頭の先に持って行き、お腹の力を抜いて呼吸して背中や腰を伸ばし、背骨を一つずつ床につけながら元に戻る。
☆股関節☆
(1)プローン・インターナル・ローテーション
床にうつぶせに寝て脚を90°に曲げ、お腹をへこませ仙骨をしめ、小臀筋に力を入れて脚を内旋しながら足を開いていき、お尻を締めながら戻す。
(2)レッグ・インターナル・ローテーション&ロール・アップ
床にあおむけに寝て股関節を内旋して、お腹をへこませるようにしながら上体を起こしてくる。
(3)シングル・レッグ・デッド・リフト
◆フットワーク
(1) インターナル・ローテーション・ウォーキング
(2) ワイド・スタンス・プッシュ・ウォーキング
(3) ワイド・スタンス・ウォーキング
(4) ワイド・スタンス・ハーキー
(5) サイド・スクワット
(6) サイド・ランジ
(7) サイド・ステップ
◆ディフェンス練習
(1)リアクション・ドリル
(2)1on1ドリル
(3)3on3ディフェンス・ポジショニング・ドリル
◆ゲーム
<塾生のみんなへ>
色々なことが上手にできるようになってきています。さらに進化できるよう、よく見て、しっかりカラダを感じながら頑張っていきましょう!
<12月練習日>
7日(水)、14日(水)、21日(水)
会場:駿台学園高校体育館(3F)
受付:18時30分から
時間:19時から21時まで
初回体験入塾無料です。
随時受け付けておりますので、是非ご連絡ください。
<ウインターキャンプ2011 参加者募集中!>
《講座1》 12月26日(月) 14時から17時
1on1の力を高めるための動きづくり(1)
「インナー・マッスルのコンディショニングから下半身の使い方へ」
《講座2》 12月27日(火) 10時から12時30分
1on1の力を高めるための動きづくり(2)
「下半身の使い方からドライブの動きへ」
《講座3》 12月27日(火) 14時から17時
1on1の力を高めるための動きづくり(3)
「ディフェンスの動き & 1on1 の攻防へ」
ウインターキャンプについて、くわしくはこちらをごらんください。
【お問い合わせ先】
有限会社ファーストステップ
TEL: 03-5965-5755
E-Mail:info@fir-st.jp
Category: バスケ塾通信
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<2011.11.30>
☆9月からの練習テーマ☆
『 ディフェンス力を高めるための動きづくり 』
<One Shot>
今回はウォール・リバース・クランチをご紹介します。
これは、あおむけに寝て壁にお尻をぴったりとつけて脚を伸ばして立てかけ、呼吸をしてお腹を絞るようにへこませた状態のまま両足のかかとを壁から離すというエクササイズです。
通常、両足のかかとを壁から離そうとすると腹直筋が働いてお腹に力が入り硬くなってしまいます。かといって、お腹をへこませたままではなかなか力が入らず両足のかかとを壁から全く離すことができなくなってしまいます。
そこで最初はパートナーに両足のかかとを壁から離すのを手伝ってもらいながら、実施していきます。何度か行うことで、段々と力が入るようになってきます。
それは、おへその下のあたりに力が入り仙骨が締まって、「ぐーっ!」といきむような力の入れ方です。
遠くから見ていると動きが無くて何をしているのか分からないのですが、実際にやってみると必死の形相になります。塾生の皆さんも顔を真っ赤にしながら頑張っていました。うまくできるようになることで、仙骨が更にしっかりと締まり、動きにキレが出てくると思います。
後半はロール・オーバーの様子です。ウォール・リバース・クランチでお腹を絞ることができるようになった状態で行っていきます。そうすることで、いつもより仙骨が締まり、腰回りの筋肉をしっかりと伸ばすことができるようになってくるのです(ロール・オーバーについてはこちらをごらんください)。
バスケ塾では、このように様々なコンディショニング・エクササイズを行いながら、各人が自分のカラダと向き合えるように指導を行っています。是非足を運んでみてください(大人の方、指導者の方のご参加も大歓迎です)。初回体験入塾は無料です(ご案内はこちらから)。
ウインターキャンプ2011、参加者募集中です!正しいカラダの使い方を学ぶインナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズから1on1の攻防のスキルアップをはかっていきます。
皆さまのご参加をお待ちしております!(ウインターキャンプのご案内はこちらをごらんください)
<練習メニュー>
◆コンディショニング・エクササイズ
☆体 幹☆
(1) プローン・アブドミナル・スクイズ
うつぶせに寝てお腹をへこませ、仙骨をしめて背中が反らないように上半身を軽く起こした状態で呼吸する。
(2) ウォール・リバース・クランチ
あおむけに寝て壁にお尻をぴったりとつけて脚を伸ばし、お腹をへこませた状態のまま仙骨を締めて、足を壁から離す。
(3) ロール・オーバー
床にあおむけに寝て脚を上げて頭の先に持って行き、お腹の力を抜いて呼吸して背中や腰を伸ばし、背骨を一つずつ床につけながら元に戻る。
☆股関節☆
(1)プローン・インターナル・ローテーション
床にうつぶせに寝て脚を90°に曲げ、お腹をへこませ仙骨をしめ、小臀筋に力を入れて脚を内旋しながら足を開いていき、お尻を締めながら戻す。
(2)レッグ・インターナル・ローテーション&ロール・アップ
床にあおむけに寝て股関節を内旋して、お腹をへこませるようにしながら上体を起こしてくる。
(3) シングル・レッグ・デッド・リフト
◆フットワーク
(1) インターナル・ローテーション・ウォーキング
(2) ワイド・スタンス・プッシュ・ウォーキング
(3) ワイド・スタンス・ウォーキング
(4) ワイド・スタンス・ハーキー
(5) サイド・スクワット
(6) サイド・ランジ
(7) サイド・ステップ
◆ディフェンス練習
(1)リアクション・ドリル
(2)1on1ドリル
(3)3on3ディフェンス・ポジショニング・ドリル
◆ゲーム
<塾生のみんなへ>
サイド・ステップがどんどん鋭くなってきました。その調子でポジショニング・ドリルもうまくできるように頑張っていきましょう!
<12月練習日>
7日(水)、14日(水)、21日(水)
会場:駿台学園高校体育館(3F)
受付:18時30分から
時間:19時から21時まで
初回体験入塾無料です。
随時受け付けておりますので、是非ご連絡ください。
<ウインターキャンプ2011 開催決定!>
《講座1》 12月26日(月) 14時から17時
1on1の力を高めるための動きづくり(1)
「インナー・マッスルのコンディショニングから下半身の使い方へ」
《講座2》 12月27日(火) 10時から12時30分
1on1の力を高めるための動きづくり(2)
「下半身の使い方からドライブの動きへ」
《講座3》 12月27日(火) 14時から17時
1on1の力を高めるための動きづくり(3)
「ディフェンスの動き & 1on1 の攻防へ」
ウインターキャンプについて、くわしくはこちらをごらんください。
【お問い合わせ先】
有限会社ファーストステップ
TEL: 03-5965-5755
E-Mail:info@fir-st.jp
Category: バスケ塾通信
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今年もあと残り1カ月を切り、ウインターカップの時期がやってきました。
12月23日から東京都で開催されるウインターカップに弊社の“動きづくり”を実践しているチームが7校出場します。
山形県代表 山形南高校 男子バスケットボール部
神奈川県代表 金沢総合高校 女子バスケットボール部
静岡県代表 常葉学園高校 女子バスケットボール部
三重県代表 四日市工業高校 男子バスケットボール部
高知県代表 岡豊高校 女子バスケットボール部
宮崎県代表 小林高校 男子バスケットボール部
宮崎県代表 小林高校 女子バスケットボール部
ひとつでも多く勝ち上がってもらいたいと願っています。
健闘を祈ります!!
Category: 指導チーム
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11/26(土)〜12/2(金)にかけてドイツに行ってきました。
26、27日は、ヴュルツブルグに行き、ドイツの1部リーグ “s.Olivre Baskets”の練習および公式戦を見て来ました。このチームは今年度からJBLのトヨタ自動車を優勝させた経験があるジョン・パトリック氏がヘッドコーチを務めています。NBAで活躍中のノビツキー選手の出身クラブチームだったのですが、一時期弱くなってつぶれてしまい、4部から再スタートし、昨年1部に昇格したそうです。
26日は、試合の前日の練習で軽めに流すのかなと思っていましたが、かなりハードに当たり合いながらやっていました。明日の対戦相手のチームに対してのディフェンスを繰り返し確認していました。
27日の午前11時からシュート・アラウンドを行い、ここでもまた軽く流すのではなく、けっこうハードに練習を行っていました。ジョン・パトリック氏によるとハードにディフェンスを行いたいので、流すのではなくいつもアクティブに練習を行っているということでした。
興味深かったのは、この練習のアップの中でポイント・ガードの選手がやっていたスタビリティー・エクササイズ。丁度、今あちらこちらでシングル・レッグ・デッド・リフトやシングル・レッグ・スクワットを指導しているところで、同じようなことをドイツのプロ選手が行っていました。
午後5時からゲーム開始ということで、4時過ぎに行ってみると3,500人入るアリーナが満員でものすごい人気です。今シーズンは6勝3敗で18チーム中5位と好成績を納めているだけに地元の期待も高く、ホームゲームは1カ月先まで満員でチケットが取れない状態だと言っていました。
対戦相手はEnBW Ludwigsburgという能力も身長もs.Oliverよりも高いチーム。ゲームの方は、第1ピリオド、間合いを詰めた激しいディフェンスでしっかりと守り、アウトサイドからのシュートが決まってリードして終わるものの第2ピリオドで追いつかれ同点で折り返しました。第3ピリオドは、相手にリードされそうになったところをなんとかディフェンスでしのぐものの、こちらも得点が伸びず、一進一退の攻防が続き、残り数分のところで3ポイントシュートが2本決まり、リードして終了。第4ピリオド、相手がディフェンスを前からしかけてくるものの、しっかりとプレス・ダウンして相手につけいる隙を与えず、きっちりとディフェンスで守り抜き、67対58で快勝しました。
ジョン・パトリック・コーチはまだまだダメなところがあって危なかったとコメントしていたが、観客を魅了するナイス・ゲームでした。観客はみんな総立ちで応援をし、座っている時間の方が短いというくらい盛り上がっていました。
10/28(金)に今年のインターハイを優勝した金沢総合高校の女子バスケットボール部を指導にいきました。
そこで、以前から行わせていた“スタンディング・ロール・アップ”というエクササイズを再確認しようと、キャプテンでエースの宮沢選手に試技をさせながらみんなに解説をしました。
「バーベルを持ってまっすぐに立った状態からアブドミナル・スクイズをするようにお腹の力を抜いて“仙骨を締め”、お腹から折れていくように前屈していって。そうすると腰から背中が丸まって突っ張る感じが出てくるでしょう。特に腰椎から仙骨にかけてついているインナー・マッスルである多裂筋のあたりをストレッチしたいんだ。これが伸びて緩んでくるとよりお腹を絞ることができ、仙骨の動きを感じることができるようになるからね。
デッド・リフトではないから太ももの裏側が突っ張らないようにしてほしいんだけど、そうするためには以前からしつこく何回も言っているけど、しっかりと“仙骨を締める”ことが大切なんだ。」
このように解説しながら何回か試技を行わせた後、みんなにやってみるよう指示した直後に宮沢選手が、
「森川さん、わかりました。“仙骨を締めれば”いいんですね!!」
と目を輝かすように言ってくるのです。私は大笑いながら、
「今頃わかったの? だって、そんなの入学したときからずっと言い続けていることだよ。」
と返しました。
しかし、彼女がわかりきったこの“仙骨を締める”ということばを発したのには大きな意味があるのです。彼女はなんとなくわかったつもりになっていた “仙骨を締める”という感覚に本当の意味で初めて共感し、自分のカラダの内部感覚的な大きな“発見”をしたのです。いわゆる“腑に落ちる”といった感じでしょうか。だから、あんなに目を輝かせていたんですね。
人間の内部感覚は、自分ひとりにしか感じることができない閉じた世界です。この閉じた世界で外側からから言われているさまざまな感覚を獲得するためには、内側の世界を自分自身で探索し、発見していくしかないのです。簡単に見つけることができる感覚もあれば、いくら探してもなかなか見つからない感覚もあるのです。だからといってその探索では、他人はいろいろとアドバイスできるものの、最終的には他の誰も助けることはできません。つまり、自分ひとりの力で探し続けるしかないのです。
こうした自分のカラダを内部感覚的発見すると今までに感じることができなかった世界に触れることができ、さらなる新たな感覚の発見につながっていくのです。そうすることで今までうまくいかなかったプレーを簡単に修正できるようになり、また新しいプレーやタイミングの習得を可能にするのです。
“仙骨を締める”という感覚の発見が彼女の成長をさらに促してくれることを期待しています。