Author: admin
• 月曜日, 5月 09th, 2011

しばらく動きづくりブログをご無沙汰してしまいました。


東日本大震災の影響で3月下旬は仕事のキャンセルがあり、その分じっくりと時間をかけて『季刊パーソナルトレーニング』第13号(2011年春号)に掲載された「どうしたら肩を緩められるのか?−呼吸における胸郭の動きとインナー・マッスル」に取り組みました。


その内容を簡単に紹介してみましょう。


肩の構造を見てみると、胸郭の上に肩甲骨と鎖骨が乗っており、そこに腕がぶら下がっています。つまり、肩甲骨と鎖骨は常に腕の重さで下に引っ張られているのです。そのため、肩甲骨を挙上する僧帽筋などが常に引き伸ばされ、肩こりを引き起こし、なかなか緩みません。

また、こうした状況になると、本来肩甲骨を下に引き下げる小胸筋や前鋸筋といった肩のインナー・マッスルが伸ばされなくなって固まってきてしまいます。その上これらの筋肉は呼吸筋として働き、吸気のときに胸郭を広げる動きをしてしまいます。その結果、肩甲骨は下に下がったまま胸郭に張り付いてしまい、肩甲骨が動かない胸を張った姿勢になってしまいます。そして無意識に行っている呼吸で知らず知らずのうちにさらにその姿勢を強めてしまっているのです。したがって、ただ単に肩を動かすようなエクササイズをするだけでは肩を緩めることはできません。

こうした状態を改善するためには、まずは胸を張らずに胸郭を絞り、背中を膨らませるように呼吸し、肩甲骨を胸郭から浮かせるようにすることが必要になってきます。こうした呼吸を“背式呼吸”と呼ぶことにしました。

この背式呼吸を行って頸椎から胸椎の動きを出し、それから肩のインナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズを行うと、なかなか緩まなかった肩のだんだんと緩んでいくようになってきます。

最後に、背式呼吸を行うためのエクササイズおよび肩のインナー・マッスルのコンディショニング・エクササイズを紹介しています。


興味のある方は『季刊パーソナルトレーニング』第13号(2011年春号)をご覧になってください。


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